【イカサマ不可能?】オンラインカジノのライセンスと運営の仕組みを詳しく解説!
オンラインカジノというのは運営会社単体で開設することは認められておらず、様々な組織や企業と契約・提携し、初めてオンラインカジノとして運営可能になります。
ここ最近になって日本でもオンラインカジノ人気が非常に高まり、公営ギャンブルやパチンコなどを卒業し、オンラインカジノだけで稼いでいるユーザーも増えてきています。
しかしオンラインカジノは海外を拠点にしているギャンブルのため、その運営の仕組みをご存知で無い方も多くいらっしゃるかと思います。
そこで今回の記事では、オンラインカジノのライセンスと運営の仕組み、そしてイカサマが出来ない理由などについて詳しく解説していきます。
これからオンラインカジノへの登録を検討している方の参考になれば嬉しいです。
オンラインカジノの仕組み
オンラインカジノの仕組みは意外と複雑に構成されており、これはイカサマや不正防止から世界中のユーザーを守るためです。
実際のところ、カジノゲームやユーザーとやり取りできるシステムを開発してしまえば、オンラインカジノの運営会社のみで十分に開設可能です。
しかしそれでは悪質なオンラインカジノが野放し状態となり、世界中で被害が多発してしまいます。
そこでオンラインカジノでは、
・合法国政府よりライセンスの発行
・決済会社が入出金を代行
・ソフトウェアメーカーからゲームを購入
・第三者機関による監視
以上4つの機関や企業が関わりを持っています。
まずはこれらオンラインカジノの仕組みについて、それぞれ詳しく解説していきます。
合法国政府よりライセンスの発行
オンラインカジノは無許可で運営することはできず、必ずオンラインカジノ合法国の政府やその関連機関よりライセンスを発行してもらう必要があります。
ライセンスを発行してもらうためには、長い時間をかけての審査が行われ、さらに莫大な費用を支払わなければいけません。
そのため、ライセンスを所持せずに運営するオンラインカジノも多くありますが、その全ては例外無く違法オンラインカジノですので、絶対に利用してはいけません。
オンラインカジノのサイト内に必ずライセンスに関する表記がありますので、登録する前に必ず確認をしておきましょう。
決済会社が入出金を代行
オンラインカジノの入出金は、運営側と直接取引するのではなく、必ず専門の決済会社が間に入って行われます。
クレジットカードやオンライン決済サービス、銀行送金、仮想通貨などの決済会社とユーザーが取引し、決済会社がオンラインカジノで使うチップ購入や換金処理をします。
世界的に知名度のある決済会社と提携するオンラインカジノでしたら安心してギャンブルを楽しめます。
ソフトウェアメーカーからゲームを購入
ライセンスを所持するオンラインカジノでは、必ずソフトウェアメーカーが開発したゲームしか導入できない決まりがあります。
テーブルゲームやスロットはもちろん、本物のディーラーをウェブカメラで映しリアルタイムで遊ぶライブカジノも全てソフトウェアメーカーが運営しています。
ソフトウェアメーカーもまたライセンス所持が必須で、ライセンスを所持しないソフトウェアメーカーは全て違法です。
ちなみに合法オンラインカジノへゲームを提供しているソフトウェアメーカーは全てライセンスを所持していますのでご安心ください。
第三者機関による監視
ほとんどのオンラインカジノでは第三者機関による監視をしており、合法ギャンブルサイトとして正しく運営されているのかを厳しくチェックされています。
ペイアウト率通りに出ているか、ゲームに不正はないか、入出金は正しく行われているかなど、オンラインカジノの運営に関する様々な部分を監視するのが第三者機関です。
基本的には定期的な監視となりますが、場合によっては不定期に行われることもあります。
第三者機関が厳しく監視してくれているからこそ、ユーザーは安心安全にオンラインカジノを楽しむことができるのです。
オンラインカジノのライセンスについて
オンラインカジノを運営するために最も重要なライセンスについてもう少し深堀りしていきます。
ライセンスについての要点は、
・日本では発行されない
・発行国によって信頼性が異なる
の2点で、安心安全にオンラインカジノで遊ぶためにも是非頭に入れておきましょう。
日本では発行されない
日本で認められているギャンブルは競馬や競艇などの公営ギャンブルのみですので、オンラインカジノのライセンスは発行していません。
もちろん海外のライセンスを所持していたとしても国内でのオンラインカジノ運営は認められておらず、運営元もそこで遊ぶユーザーも摘発対象となります。
過去に起こった有名な事件で「ドリームカジノ事件」が挙げられ、海外のライセンスを所持するオンラインカジノを大阪で運営していました。
運営元は摘発され、ユーザーは警察による指導のみで事なきを得ましたが、ユーザー数が少なければ逮捕されていた危険もあります。
オンラインカジノを選ぶ時にはライセンスの有無はもちろんのこと、どこを拠点に運営しているのかもしっかりと確認しておきましょう。
発行国によって信頼性が異なる
ライセンスの発行国よって信頼性に違いがあり、特に審査が厳しく信頼性が高いのが「マルタ共和国」「キュラソー島」「ジブラルタル」「フィリピン」などが挙げられます。
逆に中南米の国が発行するライセンスは信頼性が低いため注意が必要です。
実際に大手オンラインカジノのライセンス発行元を確認してみますと、その多くがマルタ共和国かキュラソー島で、まさに安心安全のステータスと言っても過言ではありません。
オンラインカジノがイカサマをできない理由
「オンラインカジノはイカサマをしている!」「オンラインカジノは意図的にユーザーを負けさせることも勝たせることもできる!」などという声をよく聞きます。
しかし最初に言っておきますが、オンラインカジノでは一切のイカサマはしていません。
オンラインカジノがイカサマをできない理由として、
・ライセンス剥奪リスク
・RNG(乱数発生装置)の搭載
・ゲームはソフトウェアメーカーが開発・運営
などが挙げられ、さらに第三者機関による監視を受けている状態では、イカサマができる余地は全く無いのです。
それでは最後に、オンラインカジノがイカサマをできない理由について詳しく見ていきましょう。
ライセンス剥奪リスク
もしオンラインカジノがイカサマをし、それが発覚することで即座にライセンスは剥奪されます。
先述のライセンスについての項目でも解説していますが、オンラインカジノのライセンスはそう簡単に所持できるものではありません。
莫大な時間と費用をかけ、苦労してやっと発行してもらえるのがオンラインカジノのライセンスです。
そんなライセンスをたった1回のイカサマで剥奪されてしまったら、イカサマで稼いだお金以上の大きな損失を抱えてしまうことになります。
そこまでのリスクを背負ってまで、オンラインカジノがイカサマをする理由は一切無いのです。
RNG(乱数発生装置)の搭載
オンラインカジノで遊べるゲームには全てRNG(乱数発生装置)を搭載しています。
RNGとは完全ランダムで乱数を発生させ、ゲームの抽選を行う機械のことで、一度搭載したら人の手によって確率をいじることは一切できません。
たとえゲームのプログラミングをいじれたとしても、RNGが排出する抽選結果に影響を与えないため、イカサマは不可能なのです。
パチンコ・パチスロにも乱数発生装置を搭載していますが、あくまでも「擬似的」な装置です。
オンラインカジノのゲームに搭載しているRNGとは平等性・信頼性ともにとても高く、疑う余地は一切ありません。
ゲームはソフトウェアメーカーが開発・運営
オンラインカジノで遊べるゲームは専門のソフトウェアメーカーによって開発し運営しています。
これはイカサマ防止の観点からのルールであり、オンラインカジノの運営会社が独自にイカサマ機能を付帯したゲームを開発し、リリースさせないためです。
ソフトウェアメーカーもオンラインカジノの運営会社と共謀すればイカサマは可能なのでは?と思われるかもしれませんが、ソフトウェアメーカーはゲームを卸して利益を得ています。
たとえイカサマをしてユーザーからお金を搾取したとしても、ソフトウェアメーカーの利益は変わらないのです。
ライブカジノもまたソフトウェアメーカーが用意した専用スタジオから配信しており、ディーラーもスタッフも全てオンラインカジノの運営会社とは無関係です。
このように役割がハッキリと決められていることから、イカサマは一切不可能なのです。
まとめ
今回は、オンラインカジノのライセンスと運営の仕組みについて詳しく解説させていただきましたが、ご理解いただけたでしょうか?
オンラインカジノはどんなギャンブルよりも不正行為に対しては非常に厳しく、そもそも不正行為ができない仕組みが完全に確立しています。
ただしライセンスを所持しない違法オンラインカジノとなると話は別です。
違法オンラインカジノではライセンス剥奪によるリスクが無いため、堂々とイカサマを行っており、また入金してもアカウントに反映されない、勝利金を出金させてくれないなどの不正行為も横行しています。
オンラインカジノで遊ぶ際には、必ずライセンスを所持する合法オンラインカジノから選び、絶対に違法サイトへ登録してはいけません。